裁定取引 [さいていとりひき Arbitrage transaction]

_裁定取引とは、意味、使い方、理由、用語、説明、解説

関連している言葉

フリーランチ、デリバティブ

言葉の意味説明

価格設定のゆがみに注目し、リスクなしで利益を得ることを目指す取引のこと

本来、同じ価格であるはずの2つの商品(もしくは価格が連動する商品)に、違う価格がついているとき、
高い方を売って、安い方を買う。そうすれば、その差額分が丸々儲かることになる。

具体的には、
先物価格は、株価(先物の対象となっている元の資産の価格)に金利分を掛けた値になるはずである。
しかし、現実の価格は必ずしもそのような関係にならない。
先物価格が株価に対して割高なら、先物をショート(売る)し、株を買っておけばいいことになる。

また、身近な商品でも、場所によって価格が異なることもある。
よく、都会の物価は高く、地方の物価は低い、と言われるが、
それが本当なら、地方で物を買って、都会で売ればいいことになる。
(実際にこれをやろうとすると、輸送費や倉庫費用がかかるが…)

「経済用語サイト運営チーム編集」



経済活動での使用例

・市場参加者が多い商品ほど、裁定取引のチャンスは小さい
・「せどり」とは、裁定取引の一種だ。

日常での使用例

・何回か使ったアレを見知らぬおっさんに売りつけて、同じものを買い直すという裁定取引をしたら、補導されてしまった。

裁定取引に関すること




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