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効用 [こうよう・utility]

_効用とは、意味、使い方、理由、用語、説明、解説

関連する言葉

効用関数(utility function)
無差別曲線(indifference curve)

言葉の意味説明

経済学用語で、「満足度」に置き換えるとわかりやすい。
一般的に用いられる「効き目」ではない。

経済学では、個人の満足度を分析するために、これを何かしらの数字をあてはめる。
Aさんにとって、リンゴ1個食べたら、効用5、というように表わす。
このときの、消費量を効用の数値に変換する式を「効用関数」という。

よくわからない「満足度」を便宜的に数値化して、
人間の感情を電卓で計算できるものにしてしまう、というのが目的。

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経済活動での使用例

・限られた予算で効用を最大化できるような組み合わせを考える(効用関数と予算制約線の接点を求める)
・この温泉に入ったことで得られた効用は3だ。決してリウマチ改善ではない。

日常での使用例

・あの夜、ついに俺の効用が無限大に発散した。
・あいつとのデートから得られる効用が段々低下してきた。

効用に関すること



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コンセンサス [こんせんさす Consensus]

_コンセンサスとは、意味、使い方、理由、用語、説明、解説

関連する言葉

予想、期待値

 

言葉の意味説明

世の中の総意や共通認識のこと。または、世の中の平均的な意見・考えのこと。
経済の現場では、各企業の業績や経済指標の予測値について、取引する人たちが「これくらいだろう」と予想し、
それが株価等に「期待値」として反映される。

 

実際には、コンセンサスを表わしているだろうという、代理変数(代用となる数字)を使用する。
世の中のありとあらゆる人の考えを取りまとめることは、事実上不可能なためである。
(「株価等には、ありとあらゆる人の考えが反映されている」という捉え方もある)

 

実際に発表される数字や事実が、コンセンサス(総意・共通認識)と異なる場合、
株価等はその相違分(に相当する分)だけさらに変化することになる。
いかに「コンセンサスと異なる正解」を予想できるかが、株で儲ける秘訣である。

 

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経済活動での使用例

 

・企業業績予想のコンセンサスとして、複数の証券アナリスト予想の平均値を採用してみた。
・解散・総選挙が世間のコンセンサスだ。

 

 

日常での使用例

 

・本人たちは隠しているつもりのようだが、あの2人が付き合っていることは、とっくにコンセンサスになっている。 ・負け犬というコンセンサスを振り払いたい。いちかばちか勝負してみよう。

 

コンセンサスに関すること

 

 

 

 

 

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