_価格効果とは、意味、使い方、理由、用語、説明、解説
関連する言葉
(1)数量効果、
(2)所得効果、代替効果
言葉の意味説明
(1)ビジネスで用いられる用法(利益増減分析)
利益の増減のうち、価格が変化した(または、価格を変えた)ことによる影響分。
一方、数量の増減による影響分を数量効果という。
値下げして、販売数量が増加した場合、価格効果はマイナス、数量効果はプラスとなる。
ただし、通常、原価は数量に比例するため、数量効果のプラスは意外に小さいケースも多い。
いっぱい数が売れたからといって、喜んでいる場合ではない。
(もちろん企業によっては、数量を捌くことで仕入条件をよくする(仕入単価を下げる)という選択をすることもある)
(2)経済学で用いられる用法(ミクロ経済学)
価格の変化が消費量に与える影響のこと。
通常、価格が下がれば、消費量は増える。
また、価格効果は所得効果と代替効果に分解される。
価格が下がったことで、
給料の額面が変わってなくても買える量が増えるため、実質的に給料が増えたように見え(所得効果)、
商品の組み合わせ方を変えようとする(代替効果)、らしい…。
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経済活動での使用例
・今回の値上げは成功したが、価格効果は原材料価格の高騰分で打ち消された。
・値下げした場合、利益増減分析における「価格効果」はマイナスの値に、
ミクロ経済における「価格効果」は通常プラスの値になる。
・ギッフェン財の価格が下落した際、価格効果はマイナスとなる。
日常での使用例
・最近、モテなさすぎるので、こだわりやプライドを捨てた。結果、価格効果はマイナスになったが、数量効果がそれを打ち消してくれた。
・いつも行く店が値下げした。今後、俺は絶大な価格効果をもたらすことになると思う。
価格効果に関すること
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_神の見えざる手とは、意味、使い方、理由、用語、説明、解説
関連する言葉
市場経済、アダム・スミス
言葉の意味説明
(1)
市場経済において、効率よく取引ができるように自動的に組み込まれているシステムのこと
物の売買では、みんなが自己中で(自分の欲望・利益だけを考えて)行動した方が、取引の効率はかえってよくなる(らしい)。
あたかも神様が手を加えているかのような現象であることから、このように呼ばれる。
経済学の父とされるアダム・スミスが発した名言。
(2)
1986 FIFAワールドカップ、準々決勝 アルゼンチン対イングランド戦で、
アルゼンチンのゴールを演出したマラドーナの手のこと。「神の手」
ヘディングシュートっぽかったが、実際には思いっきりハンドだった。
イングランドの選手はブチ切れたが、それでもやはり審判には「見えざる手」だった。
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経済活動での使用例
・神の見えざる手によって、価格と数量が決定された。
・サッカーだけでなく経済でもきちんと神の見えざる手を発動させなければならない。
日常での使用例
・告ったが、撃沈した。神の見えざる手が俺を不幸に陥れたとしか考えられない。
・あまりタイプではなかった人と付き合ってみたら、意外と相性がよかった。今では神の見えざる手に感謝している。
・この前の合コンでは、神の見えざる手によって相手が決まってしまった。いや、待てよ、席順を決めたのは神ではなく幹事だったではないか。
神の見えざる手に関すること
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_株価とは、意味、使い方、理由、用語、説明、解説
関連する用語
時価総額、発行済株式数
言葉の意味説明
1株の値段のこと。
会社の価値を表わす株式時価総額を、発行済株式数で割った値である。
通常、話題となるのは、上場企業の株式が証券取引所で売買されたときの価格のことであり、
将来利益(予想値)の変化に応じて上下する。
※この株価は、一番最後に株が売買されたときの価格であり、「過去のもの」である。
実際に「これから」その株価で売買できるとは限らない。
なお、株価とはあくまでも1株当たりの値段・価格・価値である。
そのため、非上場株式であっても株価はもちろん存在する。
会社の純資産残高や、利益水準、上場している類似企業の時価総額等を勘案しながら、
「当事者が妥当だと思う1株当たりの金銭的価値」が株価となる。
ある2社間の株価だけを比較した記事が書かれることもあるが、
発行済株式数は会社によって異なるため、このような比較は意味不明な行為である。
(1社の株価の、過去との比較は大いに意味がある。最高値、最安値、など)
日常用語では、比喩的に、その人の評価のことを指す。
(「株が上がる・下がる」と表現される)
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経済活動での使用例
・業績の見通しがいいので、株価の調子もいい。
・社長の退任を発表したら、株価が上がった。
日常での使用例
・どうやら俺の株価(株)が上がってきているらしい。そろそろ勝負してもいいように思う。
株価に関すること
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