関連している言葉
デフレスパイラル、円高、物価(対義語)インフレ
言葉の意味説明
世の中の多くの物の値段・価値が下がっていくこと。物の値段が下がることはラッキーなことのように思えるが、
まわりまわって給料も減ることになるので、喜んでいる場合ではない。
また、その結果、さらに物の値段が下がり、景気が冷え込んでいく泥沼状態をデフレスパイラルという。
(スパイラルとは、らせん(…「らせん階段」の「らせん」)のこと)
物の値段が下がることは、現金の価値が上がることを意味する。
例えば1万円で買える物の数が増えるためである。
そのため、デフレは、
金融資産を持っている人には有利(現金保有者、カネを貸している人など。家・絵画など、物の資産は価格が下がる)で、
借金を抱えている人には不利(借金の金額は変わらないのに、給料の額面が減るなど)に働く。
近年のデフレにはいろいろな要因があると言われている。
・消費者が節約しまくっている、
・物が世の中にあふれかえっている、
・海外から安い商品が入ってくる、
・暴利をむさぼっていたことがバレた、など
ただ、デフレだからといって
諦める姿勢はよくない。
本当に欲しい商品であれば消費者は不況下でも買うし、開発の対価も払う。
もともと、イノベーションが起きれば物の値段は下がるものだということを忘れてはならない。
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経済活動での使用例
・デフレとは反対に、多くの物の値段が上がることをインフレと言う。・デフレ脱却に向けて、中央銀行が大量に貨幣を供給した。
日常での使用例
・俺は今、デフレ状態にある。誰も声をかけてくれない。・この前、大盤振る舞いをしたらついにデフレを脱却した。だが、もはや都合のいい存在にしか見られなくなった。
デフレ(デフレーション)に関すること
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