安定株主 [あんていかぶぬし strong stockholder]

_安定株主とは、意味、使い方、理由、用語、説明、解説

関連する用語

持ち合い、アホールド
デイトレーダー(対義語)

言葉の意味説明

長い期間、会社の株を所有している人のこと。
取引先企業や、その会社のファン(製品が好きなど)が想像しやすい。
安定株主が多くいる会社は、経営権が安定するため、社長たちは余計な雑音を気にする必要がなくなる。

逆に、安定株主が少ない場合、誰かが会社を買収しようとした時に、あっさりと株がその人の手に渡ってしまうことになる。
(買収者の「今の株主の方、株売ってください!高く買いますよー」に、「はーい、喜んでー!」と応えてしまう)

その際、買収者の考え方次第では、既存の経営者はクビになる可能性もある。
これは、会社はあくまでも株主が経営者に経営を委託する形式であるため。

なお、安定株主がいるからといって、気を抜いて経営していいわけではない。
なぜ、その人たちが安定株主になっているかをしっかり考え、経営に生かす必要がある。

「経済用語サイト運営チーム編集」



経済活動での使用例

・安定株主を増やすために、株主優待制度を創設した。
・株式持ち合いは、安定株主を作る方法の一つだ。

日常での使用例

・彼女には不特定多数の安定株主がいる。
・安定株主になりたいという僕の提案は、あっさり拒否されてしまった。

安定株主に関すること




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IS曲線 [あいせすきょくせん Investment-Saving curve]

_IS曲線とは、意味、使い方、理由、用語、説明、解説

関連する言葉

LM曲線、利子率、国内所得

 

言葉の意味説明

実物経済(財市場)で需給が均衡する際の、国民所得と利子率の関係を表わした曲線。
利子率が低くなると、投資支出が増えるため、国民所得は増加する、という関係にある。

 

また利子率が一定の状況で、国内での支出が増えた場合(=消費・投資・政府支出・輸出が増えた場合と、輸入が減った場合)、
これは国内所得(国内にいる人たちの収入)の増加と同義であり、IS曲線は右にシフトする。

 

利子率は財市場だけでは決定されないため、マクロ経済学では金融市場(LM曲線)を考慮することになる。
なお、IS曲線で考慮される利子率は実質利子率(r)であり、金融市場で考慮される名目利子率(i)とは異なる。
(名目利子率=実質利子率+期待インフレ率)

 

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経済活動での使用例

 

・政府支出が増加したので、IS曲線が左にシフトした。
・IS曲線では、売れ残りの在庫も投資としてカウントしている。

 

日常での使用例

 

・いけると思って投資を増やしたのに、俺のIS曲線にはiを高めるほどの力はなかった。

 

IS曲線に関すること

 

 

 

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