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エクイティ・ファイナンス [えくいてぃ・ふぁいなんす equity finance]

_安定株主とは、意味、使い方、理由、用語、説明、解説

関連する用語

デット・ファイナンス debt finance

 

言葉の意味説明

 

企業が、返済不要の資金を調達すること。

 

株を新たに刷って、誰かに買ってもらえば、企業は事業資金を確保できる。

銀行からの借金と違って、返済する必要はないが、

配当(利益の分配金)がなかったり、株価が上がらなければ、キレられる。

 

また、古くからの株主の所有割合が下がり(希薄化)、キレられることもある。

調達した資金に見合うだけの利益が上げればいいだけの話である。

 

なお、正確な定義は、株式発行を伴う資金調達であり、新株予約権付社債の発行なども含まれる。

 

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経済活動での使用例

 

・エクイティ・ファイナンスを発表したら、希薄化が嫌気されて、株価が下がった。

 

日常での使用例

 

・エクイティ・ファイナンスは大歓迎よ。でも、あなたのものになる気はないわよ。

 

 

エクイティ・ファイナンスに関すること




 

 

 

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LM曲線 [えるえむきょくせん Liquidity-Money curve]

_LM曲線とは、意味、使い方、理由、用語、説明、解説

Liquidity-Money curveに関連する言葉

IS曲線、利子率、国内所得

 

言葉の意味説明

金融市場で貨幣供給(貸し手)と貨幣需要(借り手)が均衡する際の、国民所得と利子率の関係を表わした曲線。
好況で国民所得が増加したとき、経済が活発化してカネ不足(日々の決済に必要)となり、
その分貸出に回せるおカネが減るため、利子率が上がる、という関係にある。

 

また国内所得が一定の状況で貨幣供給が増えた場合、カネ余り状態になるため貸出余力が高まり、利子率は低下することになる。
このとき、LM曲線は下(≒右)にシフトする。

 

この利子率を基に、実物経済(財市場)では投資が実施されることになる。
(金融市場の存在意義は、実物経済にうまく資金を融通することにある)
以上のことから、金融緩和を考えることができる。

 

すなわち中央銀行(日本銀行)が資金を供給すると、金融市場で利子率が下がるため、企業は低金利で資金を調達できることになる。

 

その結果、投資が進みやすくなり、経済を活性化することができる、という考え方である。
なお、LM曲線で考慮される利子率は名目利子率(i)であり、財市場で考慮される実質利子率(r)とは異なる。
(名目利子率=実質利子率+期待インフレ率)

 

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経済活動での使用例

 

・マネーサプライが増加したので、LM曲線が右にシフトした。
・金融緩和の効果がないのは流動性の罠に陥っているからだ、とも言われている。

 

 

日常での使用例

 

・皮肉なことに、どんどんお金を提供したことで、iは下がっていってしまった。でもiがマイナスになることはないだろう。

 

LM曲線に関すること

 

 

 

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